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インナーファッションの流行ウォッチング

ランジェリー★EXPRESS

2019年7月10日

文/武田尚子(ジャーナリスト)

BEAUTY

自分にとって新鮮な色を選んで、気分一新

内側にカラフルなランジェリーを身につけたモデルたちが舞台の上で躍動。「ランジェリーモナムールショー「ランジェリーロック」」(写真提供:Yoann Hervet / Promincor Lingerie Française) 内側にカラフルなランジェリーを身につけたモデルたちが舞台の上で躍動。"ランジェリーモナムールショー「ランジェリーロック」"(写真提供 : Yoann Hervet / Promincor Lingerie Française) ランジェリーにはいろいろな要素がありますが、手っ取り早く気分を変えるのに最も効果的なのは、色ではないでしょうか。
以前のように、毎シーズン、新色が登場するという時代ではありませんが、色をうまく日常に取り入れたいものです。フェミニンでナチュラルな色がそろっています。
人気継続カラーを自由に組み合わせ
春夏、秋冬と、シーズンごとに微妙にトーンを変えながらも、最近はオレンジ系やレッド系、ブルー系、グリーン系、あるいはヌードカラーやパウダーカラーの人気も継続しています。アクセントカラーとして登場したイエローの人気もすっかり浸透して、バリエーションが増えました。この秋冬シーズンは、ライトグレーやボルドーも注目されます。 ビスポークランジェリーの「Chiyono Anne(チヨノ・アン)」。南イタリアのカプリ島をテーマにしたコレクションは、鮮やかなエメラルドグリーンのリバーレースが印象的。 ビスポークランジェリーの「Chiyono Anne(チヨノ・アン)」。南イタリアのカプリ島をテーマにしたコレクションは、鮮やかなエメラルドグリーンのリバーレースが印象的。 ノーブルパープルとゴールドのおしゃれな組み合わせ。この秋冬シーズン、「HANRO(ハンロ)」では普段に街でも着られるようなニットのセーターや小物類が充実している。 ノーブルパープルとゴールドのおしゃれな組み合わせ。この秋冬シーズン、「HANRO(ハンロ)」では普段に街でも着られるようなニットのセーターや小物類が充実している。 北欧の風景に溶け込むような「ハンロ」の2019秋冬コレクションは、ナイトウェアやラウンジウェアまで、多彩な色展開で、ミックス&マッチの自由な組み合わせを楽しめるようになっています。冬が深まれば深まるほど、ノーブルパープルやゴールド(金茶)といった温かみのあるカラフルな色を取り入れているのが目を引きます。
五感に訴えたランジェリーショー
ヨーロッパの中でも色に対する感覚が秀でているのが、フランスです。その伝統は、店のショーウインドゥの飾りつけや、ファッションショーの舞台においても息づいています。一度に多くの色を見せすぎず、うまくグルーピングされた色でストーリー性をもたせて、観る人に強い印象を残します。

もう半年前になりますが、フランスのランジェリーブランドが集合した1月の"ランジェリーモナムールショー「ランジェリーロック」"(パリのル・セントリアルで開催)においても、その感性が遺憾なく発揮されていました。

白いシャツと黒のランジェリーの"ROCK LIKE A BOY"を皮切りに、1970年代風の"WE LOVE GEEN"、ピンクやブルーの強い色でダイナミックさを表現した"GIRLS DON'T CRY"、そしてフィナーレは白とゴールドで自由を表現した"GLAMROCK ATTITUDE"と、それぞれにロックバンドの生演奏に合わせて、広い会場の中をモデル集団が激しい動きを繰り広げました。まさに視覚と聴覚が混然一体とした、五感に訴えるものだったといえます。
白と黒を原点にしながらも、たとえ外には見えなくても、色で遊ぶ、色で高揚感を得るという体験をもっと楽しみたいものです。 左/クリスマスや新年をはじめ、年間を通して人気のあるレッド系、中/イエローの人気もすっかり定着、右/70年代風のカラフルなプリント。「ランジェリーモナムールショー「ランジェリーロック」」(写真提供:Yoann Hervet / Promincor Lingerie Française)。 左/クリスマスや新年をはじめ、年間を通して人気のあるレッド系、中/イエローの人気もすっかり定着、右/70年代風のカラフルなプリント。"ランジェリーモナムールショー「ランジェリーロック」"(写真提供 : Yoann Hervet / Promincor Lingerie Française)。
武田尚子(ジャーナリスト)

武田尚子(ジャーナリスト) インナーウェア専門雑誌の記者を経て、1988年にフリーランスに。以来、ファッション・ライフスタイルトータルの視点から、国内外のランジェリーの動きを見続けている。著書に『鴨居羊子とその時代・下着を変えた女』(平凡社)など。
「パリ国際ランジェリー展」など年2回の海外展示会取材は、既に連続30年以上となる。現在、ライフワークとなる新たな計画を進行中。
http://blog.apparel-web.com/theme/trend/author/inner

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