トップ 美の流儀 / BODY / FOOD 【番外編/学びと美を考える】世界を旅するようにはちみつを楽しむ

からだのために「やってる人」の奥の手公開!

美の流儀

2019年3月27日

語り/前田京子

BODYFOOD

【番外編/学びと美を考える】

世界を旅するようにはちみつを楽しむ

「美」をコンセプトにした学びの場、ワコールスタディホール京都と連動した美の流儀【番外編】。今回登場するのは、【美しく時を重ねるヒント】シリーズ講座の第1回目として、4月13日に開催される「からだと心への宝物~花とミツバチと太陽がくれた『ひとさじのはちみつ』~」で、はちみつの魅力を教えてくださる、前田京子さん。実際にはちみつを試食しながら、素材の奥深さを堪能できる貴重な機会です。(講座情報はこちら>
からだにも肌にもおいしい!
はちみつという素材の魅力
前田京子さん ――日本では、砂糖代わりの甘味料というイメージが強いはちみつですが、実は健康にもお肌にも効果的という優秀な食材なんですね。

そうですね。はちみつという素材に惹かれて、ハマって、気付けばはちみつの本を2冊書いてもまだまだ書き足りないくらい、本当に奥深い素材だと思います。もともと、私は「素材」への興味が強いんです。健康にいいか、お肌にいいかという効能や効果は後からついてきたものと言ってもいいくらい、最初にあるのは素材そのものへの好奇心です。はちみつはどうやってつくられているんだろう、昔の人はどう使っていたの?  もっと味わいたい、もっと楽しみたいと、素材を前にすると知りたいことが尽きません。肌につけたら気持ちよさそうだな、この組み合わせは合うに違いない! とあれこれ調べたり、レシピを考案する時間は何より楽しく、キッチンは私の遊び場です。そうやって素材の魅力に入っていったら、はちみつは健康にも美容にもいい影響があることがわかり、思わぬご褒美がついてきたという感じです。 たくさんのはちみつ ――ここにもたくさんのはちみつが並んでいますね。はちみつを使ったお肌への習慣はありますか?

乾燥しているときにオススメなのが、ハチミツフェイシャルパック。つくり方はいたって簡単です。天然のはちみつにお気に入りのオイルを2、3滴垂らして混ぜるだけで出来上がり。洗顔して化粧水で整えた後、ハチミツオイルを顔全体になじませて1〜2分置いたら、洗い流してください。今日はホホバオイルを置いていますが、オリーブオイルやローズヒップオイルなど、自分の肌質や体調、季節にあったものでOK。お肌がツルンと潤いますよ。お化粧のりが悪くて困ったな、という日の救世主。即効性があって重宝します。

はちみつは、古代ギリシャ、ローマ時代にはすでに、極上の美容液や入浴剤などとして使われていたとされています。それこそクレオパトラがお肌の潤いのために使っていたというくらい、当時は貴重な素材だったんです。当時から、はちみつは化粧品としてだけでなく、薬としても扱われていました。はちみつは抗菌・殺菌作用が強く、傷んだ細胞の修復が得意ですから、綿棒で塗って口内炎を直したり、ゆっくりのどに回し入れて扁桃腺の腫れを抑えるにも効果的。古代、歯肉炎への処方としてはちみつ軟膏を使っていたという文献もあります。今でも例えば南米やロシアなどでは、白内障治療はじめ眼薬としても使われていて、私も目を酷使したときのはちみつ点眼の効果には驚きました。今では手放せない習慣です。

――そんなにも色々な使い方があるのですね。

はちみつに生姜を加えたシロップをお料理に加えたり、アップルサイダーで割ったはちみつを眠る前になめて安眠につなげたり、レシピをつくっては家族や友人に試してもらって効果を実感するのも楽しいです。

はちみつは蜂の種類や蜜源の産地によって、色合いも味わいも全く違うのも面白さ。ふたを開けた瞬間にふわっとフルーティな香りがするもの、樹液を吸った虫を蜜源にしたコンソメのように香ばしいはちみつ、さらりとした蜜、とろりとしたもの、本当に多様でそれぞれのおいしさがあります。こんなにおいしくって、からだにもいいはちみつを口にすると、「良薬は口にウマし!」と声を大にして言いたくなります(笑)。 はちみつ その昔、大変貴重な素材だったはちみつですが、今はオンラインで世界中のはちみつが取り寄せられる時代。これはニュージーランドのもの、これはオーストラリア、これは・・・とその土地に想いをはせて、まるで旅をしているような気持ちになれる、ワインのような楽しみ方もおすすめです。 前田京子さん ――講座でも、奥深いはちみつの世界を知ることができそうです。

実際に色々なはちみつを試食していただいたり、のどの痛みに効果的ななめ方のコツを伝授したり、バラエティに富んだはちみつの魅力をお伝えできたらと思います。その場で試して終わりではなく、その後自分なりのレシピをつくったり、お気に入りのはちみつを見つけたり、ライフスタイルにささやかな楽しみが加わったらうれしいですね。「はちみつはこんなに楽しい素材なんですよ。一緒に遊びませんか?」という気持ちで皆さんに会いに行きたいと思っています。

前田京子(まえだきょうこ) 1962年生まれ。国際基督教大学、東京大学卒業。日本の手づくり石けん、ボディケアブームの先駆けとなったベストセラー『お風呂の愉しみ』『オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る』(飛鳥新社)のほか、『はっか油の愉しみ』『ひとさじのはちみつ〜自然がくれた家庭医薬品の知恵』(マガジンハウス)など、著書多数。オイル、はちみつ、精油、ワインなど、古代から医薬品、または香粧品として伝わる自然素材の研究をベースとしながら、真に健康で気持ちよい暮らしの実践を提唱している。

ワコールスタディホール京都 前田京子さんのワコールスタディホール講座情報
からだにもこころにも無理なく、ナチュラルでシンプルな毎日を過ごしたいあなたへ、肩の力を抜いて自然体で自分らしく時を重ねるためのヒントをお届けするシリーズ講座【美しく時を重ねるヒント】第1回目
からだと心への宝物~花とミツバチと太陽がくれた「ひとさじのはちみつ」~
2019年4月13日(土) 13:30~15:30
3,780円(税込)

取材・文/大庭典子
撮影/高木亜麗

※この記事の内容について、株式会社ワコールは監修を行っておりません。
※この記事に含まれる情報の利用は、お客様の判断と責任において行なってください。

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