トップ スリムの法則「食に美あり!」 / FOOD お正月太りには、カプサイシンやビタミンBを

知ればスリムに差が出る! 日常でできるプチ・ルール

スリムの法則「食に美あり!」

2019年1月16日

文/堀知佐子(レストラン『Le Rire』オーナー兼シェフ)
イラスト/いしわたりきわこ

FOOD

お正月太りには、カプサイシンやビタミンBを

お正月太りには、カプサイシンやビタミンBを 年末年始はお仕事がお休みでからだを動かさないうえ、時間があるから食べっぱなし。普段会えないお友達と会ったり、食べる機会が多すぎるのも、年末年始に太る理由です。年明けの仕事始めに着る予定のスーツが「入らない!」なんて経験がある人も少なくないのでは。

そもそも、冬は夏より太りにくい季節だということを、ご存知ですか? 夏のほうが汗をかくので痩せやすいと思っている方や、冬太りという言葉から冬は太りやすいと勘違いしている方も多いようです。

人間には恒常性という体温や血圧・血糖値などを正常な範囲に保つ機能があります。冬は気温が低くからだも冷えるため、体温を維持しようとカロリーを消費して代謝を促進します。基礎代謝量が上がれば、少しの運動でも痩せやすくなります。

よくダイエットのためにサウナスーツで走っている人を見かけますが、本当は薄着で走ったほうが効率よく痩せられることになりますね。午前中にひと駅歩いたり、エスカレーターではなく階段を使うだけでも、代謝が上がるといわれています。「会社に行かないから歩かない」ではなくて、家の掃除も負荷をかけて床掃除などするだけでもずいぶん違います。とにかく冬は痩せやすいので、からだを動かせば食べても太りにくいからだの環境がつくれます。

それと、いつもより糖分の高い料理の登場回数が多いのも、年末年始の特徴。クリスマスケーキ・イチゴたっぷりのデザート、ピザなどから始まり、お餅の入ったお雑煮や栗きんとんに黒豆・お煮しめなど。どれも太りやすいとされているものばかりです。特に油脂を使用しない和のお料理で糖分の高いものは要注意。GI値が高く(高GI食についてはこちら>)急激に血糖値の上昇を招くため、油脂と一緒につくられているものよりも太りやすいのです。

最近の研究ではケーキより、大福のほうが太りやすいことがわかりました。ケーキ好きの方には朗報ですね。ですので、年末のパーティーメニューより、年始のお節料理のほうが要注意というわけです。太らないコツは、「甘い和食」をたくさん食べないこと。太っちゃったら、からだを温めるショウガやネギ、カプサイシンが豊富な唐辛子などを。糖質や脂質の代謝を助けるとされるビタミンBを含む豚肉やレバー、マグロ、カツオなどを食べましょう。

また前述のようにからだを温めすぎないことも代謝アップには効果的です。室内ではあまり厚着をしすぎない、暖房の設定温度をやや低めにするなど、省エネで過ごす時間をつくるようにしてみましょう。からだを冷やさないように体温が上昇し、効率よく代謝を高めることができるそうですよ。ただし、くれぐれも風邪などひかないように、ご注意くださいね。
堀知佐子

堀知佐子(ほり・ちさこ) 管理栄養士・食生活アドバイザー・アンチエイジング料理スペシャリスト。レストラン「Le Rire(ル・リール)」シェフ。京都の調理師学校で教鞭をとった後、京料亭「菊乃井」の物販事業部責任者を経て、2010年株式会社「菊の井」常務就任。08年アンチエイジングをコンセプトとしたレストランを開業。料理教室の開催、地方自治体アドバイザー、講演など、食と健康をテーマに幅広く活動。著書に『みそと野菜でアンチエイジング』『100歳まで錆びない栄養レシピ』など多数。

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