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インサイドストーリー

商品づくりの現場から

2018年3月14日

語り/石田里代子・高橋知子
(商品統括部 商品企画部 デザイン三課)

BODY

新生「スゴ衣」シリーズに洗えるシルクが初登場! その『スゴさ』とは?

2018年春夏シーズンより、ロゴも一新した「スゴ衣」シリーズ。今回は、現代のライフスタイルに合うよう洗えることにこだわった、洗えるシルクについて聞きました! 2018年3月から発売中の「スゴ衣」天然素材+。 2018年3月から発売中の「スゴ衣」天然素材+。
初登場の洗えるシルクは
通年OKな素材
――初登場の洗えるシルクについて教えてください。

石田 洗えるシルクは、その名称のとおり"シルクなのに洗える"という従来のシルクのイメージを覆す新製品です。シルクって上質で高級なイメージがありますよね。最近、アウターでもシルク素材が注目されているのですが、店頭でも「シルクが欲しい」というお声が年齢を問わずに届いていたんです。そのとき、まだシルクを使った肌着がなかったので、年間使えるシルク製品を開発することになりました。

高橋 今までの肌着は、春夏と秋冬で商品を切り替えていたのですが、最近の天候不順を考慮すると、通年使えるものを出したいという話になって。シルク自体、夏は涼しく、冬は暖かいという特性があるので、どの季節に着てもバランスのいい生地の厚みを熟慮して、通年使えるものをつくりました。 通年商品は白いタグ、春夏物は青、秋冬物は赤と色分けしている。 通年商品は白いタグ、春夏物は青、秋冬物は赤と色分けしている。 ――デザインのバリエーションは?

石田 トップスは「キャミソール」「タンクトップ」「3分袖」「長袖」の4種類があります。ショーツは1種類。カラーは、グレー杢(GB)、生成り(IV)、スキンカラー(OC)の3色展開です。

高橋 ワコールの肌着ではあまりやっていなかったのですが、タンクトップタイプのネックラインは前後どちらでも着られるデザインになっています。キャミソールタイプのストラップのカンなんかもシルバーにして、あまり下着っぽくなりすぎないようにディテールにこだわって、シンプルながらも高級感が感じられるように心がけました。 タンクトップタイプ タンクトップタイプ。どちらを前にしても着られるネックデザイン。
シルクなのに洗濯機で
手軽に洗える秘密とは
――どうしてシルクなのに洗濯機洗いが可能になったのでしょうか?

石田 もともとシルクは、水に弱くてとてもデリケート。弱アルカリ性の洗剤を使うと繊維の表面がもろくなって、ダメージにより白くなってしまうんです。でも、今回開発したシルクは、分子レベルの加工を施しているので、弱アルカリ性洗剤や洗濯機を使った通常の洗濯が可能になりました。さらに表面だけの加工ではないため、シルク本来の肌触りをキープしています。詳細は企業秘密なんですが。

高橋 この生地は、開発段階から特に過酷な条件に設定した試験にも耐えているので、自信をもっておすすめできます。実際に試験したものもここにありますが、シルク素材ならではの感触が損なわれていません。取扱いが楽になることで、シルクの魅力を気軽に体感していただければと思います。 シルクなのに洗濯機で手軽に洗える ――発売前の反響はいかがですか?

石田 光沢感が感じられる質感など、モニターさんの反応がとてもよく、肌着にそれほど興味がない方も吸いつかれるように手に取っていただけました。まだの方も、ぜひ店頭で肌触りをお試しいただきたいです。

高橋 私、寒い時は肌着を2枚着るのですが、内側に洗えるシルクを着ると肌触りがここちよくておすすめですよ。それに、忙しい現代の女性にとって、洗濯に気を遣わないのは本当に楽だと、私自身も実感中です(笑)。 左から、高橋知子、石田里代子(ともに商品企画部) 左から、高橋知子、石田里代子(ともに商品企画部)。
石田里代子

石田里代子(いしだ・りよこ) ワコールブランド事業本部 商品統括部 商品企画部 デザイン三課
ワコール入社後、ウイングブランド事業本部で主にボトム・ニットの企画開発を担当。2015年7月より現職へ異動。ニット・ショーツ・GOCOCi・ランジェリーのリーダーをつとめる。

高橋知子

高橋知子(たかはし・ともこ) ワコールブランド事業本部 商品統括部 商品企画部 デザイン三課
ワコール入社後、ランジェリーのパタ-ンを担当。その後ニットのデザイナーに転身し、現在はニットのチーフデザイナーをつとめる。

取材・文/シキタリエ
撮影/合田慎二

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