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インナーファッションの流行ウォッチング

ランジェリー★EXPRESS

2016年7月13日

文/武田尚子(ジャーナリスト)

BEAUTY

リネンの魅力を肌で感じたい

GRAND FOND BLANC(グランフォンブラン) GRAND FOND BLANC(グランフォンブラン) ナチュラルでリラックスした気分を求めているせいか、今年はサラッとした独特の風合いを持つリネン(亜麻)に強く惹かれます。麻の中でも、リネンとは亜麻繊維を原料とする織物をさします。
日本では昔から夏を代表する素材という位置づけですが、ヨーロッパでは年間通して、寝具やテーブルクロスなどのまさにホームリネンをはじめ、服にも幅広く使用されてきました。フランスの蚤の市に行くと、宝物のようなヴィンテージアイテムに出会うことも珍しくありません。
さて、ランジェリー(Lingerie)の語源がリネン(Linen)にあることはご存じでしたか? ランジェリーとは切っても切れない関係にあるのです。
上質なリネンブランドがデビュー
しかしながら、最近はリネンを使ったランジェリーやナイトウェアは、国内外共にあまり多くは見かけません(シワが気になる、手入れが面倒といったイメージがあるからでしょうか)。もっとあってもいいのにと思っていたところ、国内でハイクラスなリネンブランドが登場しました。 GRAND FOND BLANC(グランフォンブラン) GRAND FOND BLANC(グランフォンブラン) ベッドリネン、テーブルリネンからウェア(ナイトウェア、ルームウェア)まで、トータルで上質リネンの魅力を伝えるホームライフスタイルブランド「GRAND FOND BLANC(グランフォンブラン)」。
国内外有名ホテルのリネン製品の企画デザインにかかわってきた笹木美保子さんがデビューさせたオリジナルブランドで、糸のセレクトの段階からすべてに厳しいこだわりをもって作っています。ハイエンドな価格帯であることもあって、1点1点オーダーメイドのような丁寧な売り方をする考え。有力百貨店でのポップアップショップでの紹介も決まっているそうです。 GRAND FOND BLANC(グランフォンブラン)
シンプルで豊かなナイトウェア
特に、ナイトウェアやルームウェアについては、優しい肌触りを重視し、縫製は日本の一流職人の手で行っているそうです。
程よいゆとりのあるパジャマやローブをはじめ、胸元や背中の開き、女性らしいシルエットが特徴のワンピースやシャツなど、どれもシンプルながら隅々まで着やすい工夫がされていて、身に着けたいと思わせてくれるものばかり。色がホワイトとリネンベージュのみというのもいいですね。ピコット刺しゅう(ヘムに小さく並んだ穴をかがったもの)といったリネンらしいディテールにも心惹かれます。
今後はソフトな着けごこちのブラや、メンズ用のカルソン(ボトム)も作る予定だそうです。
もちろんこれらは年間通して身に着けられますが、サラッとした触感の良さが発揮するのは湿気の多いこの季節。リネンならではのシワやクタクタ感も楽しんでしまいましょう。さわやかなリネンのナイトウェアで、リッチな真夏の夜をお過ごしください。
武田尚子(ジャーナリスト)

武田尚子(ジャーナリスト) インナーウェア専門雑誌の記者を経て、1988年にフリーランスに。以来、ファッション・ライフスタイルトータルの視点から、国内外のランジェリーの動きを見続けている。著書に『鴨居羊子とその時代・下着を変えた女』(平凡社)など。
「パリ国際ランジェリー展」など年2回の海外展示会取材は、既に連続30年以上となる。現在、ライフワークとなる新たな計画を進行中。
http://blog.apparel-web.com/theme/trend/author/inner

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