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インナーファッションの流行ウォッチング

ランジェリー★EXPRESS

2015年10月28日

文/武田尚子(ジャーナリスト)

BEAUTY

服から「見せて楽しむ」ランジェリー

MARJOLAINE(マルジョレーヌ) MARJOLAINE(マルジョレーヌ) いつもは服の下やプライベートな場面で身に着けるのがランジェリーですが、近年は外に見せて着たいと思わせるものが増えました。
まるで着物の襟、袖口、裾からちらりと別の色が見えるように、下に着ているランジェリーを、ふと感じさせるというのはとてもおしゃれ。時には、機能性とは全く別の次元で、ディテールにこだわったランジェリーを選んでみたいものですね。
2016春夏コレクションから、アウターウェアとのコーディネートが楽しめそうなランジェリーをご紹介しましょう。
背中を見せるデザインが多彩
ヨーロッパでは、女性の美しい背中を強調するように、前だけではなく後ろ姿にポイントを置いたデザインが目につきます。
シルクとレースを駆使したカラフルなスリップを得意とするフランスの「マルジョレーヌ」(上の写真)では、背中に豪華なレースをあしらったモダンなスタイルを発表していました。まさに夏のバカンスにぴったり。ナイトウェアとしてはもちろん、同様に背中を大きく開けたコットンシルクのニットを上に重ねれば、リッチな部屋着として完璧です。さらにコーディネートを工夫すれば、レストランでのディナーにもOK。 HUIT(ユイット) HUIT(ユイット) こちらはフランスのブランド「ユイット」の製品で、ブラジャーも背中が顔になったデザインが新鮮です。程良い光沢のあるラメの幾何学柄レースなら、見えても違和感がありません。
アウターからも着こなし提案
LONELY(ロンリー) LONELY(ロンリー) さらに、ニュージーランドの「ロンリー」は、もともとが婦人服ブランドだけあって、服全体の着こなしにしっくり溶け込むようなランジェリーが充実しています。胸元のちょっとスポーティなテイストのベルトのあしらいや、アウター感覚のレース使いが、服の内側と外側の距離をぐっと近づけてくれています。ブラとボトムを同じ色に合わせないのもカジュアルで素敵ですね。 AKIKO OGAWA (アキコ・オガワ) AKIKO OGAWA (アキコ・オガワ) 国内プレタブランド「アキコ・オガワ」から新しく発表されたランジェリーラインは、同ブランドのドレスやテーラードジャケットの着こなしに欠かせないものになりそうです。特に大胆にレースをアシンメトリーにあしらったブラは、透ける素材のドレスやシャツの胸元からのぞかせたい!

これらはまさに、"ボディアート"ともいえるランジェリーの新しい着こなしです。女性のからだや皮膚と一体化したランジェリーの存在が、おしゃれ心を刺激してくれます。
武田尚子(ジャーナリスト)

武田尚子(ジャーナリスト) インナーウェア専門雑誌の記者を経て、1988年にフリーランスに。以来、ファッション・ライフスタイルトータルの視点から、国内外のランジェリーの動きを見続けている。著書に『鴨居羊子とその時代・下着を変えた女』(平凡社)など。
「パリ国際ランジェリー展」など年2回の海外展示会取材は、既に連続30年以上となる。現在、ライフワークとなる新たな計画を進行中。
http://blog.apparel-web.com/theme/trend/author/inner

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