冬至(とうじ)/長い夜はゆず湯でゆったり風邪予防

文/伊藤和憲(鍼灸師・明治国際医療大学教授)
イラスト/中根ゆたか
冬至(とうじ)

長寿を願いながらおせちの準備

冬至(12月22日〜)は、寒さのピークを迎える時期。からだを冷やさないように内外からケアをしつつ、春に向けての準備も進めていきましょう。冬至にゆず湯に入るのは昔からの習慣として知られています。からだを温め、かぜ予防のためにも、ぜひ実践したいものです。旬のかぼちゃにもからだを温める作用があり、免疫力を高めるビタミン・ミネラルが豊富です。かぼちゃの収穫時期は夏なのでからだを冷やすのかと思われがちですが、冬のからだケアと温活には欠かせない存在と覚えておきましょう。

日が進むにつれて新年の準備も慌ただしくなってきます。29日は「苦」を連想させるため、本来であれば28日までに準備を終わらせ、心とからだを整えることが理想的だといわれています。おせち料理にも使われる冬の旬の黒豆は、精をつけたり造血作用があります。また大豆イソフラボンは、ホルモンの源となり、からだのバランスを整えてくれる食材。おせちの中では地味な存在ですが、積極的にとってみてはいかがでしょう。

運動不足とやる気ダウンには家トレを

この時期は寒さもピークになり、外に出るのが面倒になってしまうものです。運動時間が減ることから足腰が弱くなり、疲れやすくなったり病弱になったりしがちです。運動時間の低下は免疫力の低下につながり、感染症などさまざまな病気に発展してしまうことも。

本来ならば新年に向けて心機一転、頑張りたい時期ですが、寒さと体力の低下でやる気が出ないこともあるのは誰もが経験することです。周りの変化に比べて自分だけが頑張れていないと感じるかもしれませんが、少しずつ運動不足を解消して、体力・気力ともに回復を。

簡単な方法は、仰向けになり、ひざを直角に曲げた姿勢での筋トレ。息を吐きながら腰をもち上げ、このときも呼吸は自然に続けます。腰を上げすぎず、首からひざまでが一直線になる状態を10秒ほど維持します。5〜10回ほど続けられればOKです。

  • 伊藤和憲
  • 伊藤和憲(いとうかずのり) 鍼灸師・明治国際医療大学教授・鍼灸学部長・鍼灸臨床部長
    1972年生まれ。鍼灸学博士。全日本鍼灸学会理事。明治国際医療大学鍼灸学部教授。明治国際医療大学大学院鍼灸学研究科教授、同大学大学院研究科長。2012年~2014年、厚生労働省科学研究費助成事業 地域医療基盤開発推進事業「慢性疼痛患者に対する統合医療的セルフケアプログラムの構築」, 2014年~2015年同研究助成事業「鍼灸における慢性疼痛患者の治療方針ならびに医師との連携に関するガイドライン」の研究班班長を務める。また、2016年より過疎化対策の一環として京都府南丹市にて養生の体験教室「MIYAMA 森の湯治場」、さらには奈良県宇陀郡曽爾村の美人プロジェクトを監修。明治国際医療大学附属鍼灸センター長を務め、「はり・きゅう」の治療に当たるとともに、慢性痛患者のためにセルフケアを指導している。 https://www.yojyo1192.com/
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からだ用語辞典: 大豆イソフラボン

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