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潜入ルポ・ビューティ見聞録

2017年12月20日

撮影・文/ワコールボディブック編集部

BEAUTY

ボディワーカー森拓郎さん「キレイをつくる食生活」イベントレポート

ダイエットは運動1割、食事9割。
美しく痩せるための栄養と食べ方とは
お酒の機会も食事の量も増える年末を控えた11月末。ワコールスタディホール京都では、ワコールボディブックでもおなじみの森 拓郎さんをお招きし、「キレイをつくる『食生活』」をテーマにイベントを開催しました。 ボディワーカー森 拓郎さんに学ぶ、キレイをつくる「食生活」イベントレポート 今回の講座は、ワコールボディブックとオムロンが運営するヘルスケアメディア「Rhythm(リズム)」サイトとのコラボイベントの第1弾。美と健康を考える両サイトの会員から当選された方も特別参加し、充実の90分。その濃い中身と、当日の様子をご報告します!
運動だけでは痩せられない?
「私がフィットネスクラブでトレーナーをしていたころ、その後パーソナルトレーナーとして運動指導をしている今、通って来る方の多くが『ダイエットをしたい』とおっしゃいます。運動はもちろん大事です。けれど、実際にからだが変わってダイエットに成功した方は、食事を変えた方なのです」

運動指導をする立場でありながらも、「ダイエットは運動1割、食事9割」と提唱している森さん。「運動が継続できる人は全体の3%程度しかいない」ということからもわかるように、一時的ではなく、生涯を通して大事なからだづくりをするには、食事がキモ。「食事だけでもからだは変えられるんですよ」「食事9割どころか10割です」と参加者に語りかけました。 森 拓郎さん 「食事の栄養バランスを考えるとき、『サラダをつけておけばOK』という方、多いのではないでしょうか。ドレッシングをかけて、少量のレタスを食べる程度では、(ドレッシングの)油を食べているようなもの。必要なのは、糖質、たんぱく質、脂質の3大栄養素バランスです」と森さん。

米や芋類を中心とした「糖質」、肉・魚・卵・大豆などによる「たんぱく質」、肉や魚にも含まれ、ドレッシングや料理油に多い「脂質」。この3つが栄養として欠かせないことは、なんとなくわかってはいるけれど...。ここで多くの方が疑問に思うのが、「糖質はダイエットの敵ではないの?」ということ。
糖質制限ダイエットはからだにいい?悪い?
これに対して、森さんは自身の体験と多くのダイエット経験者を見てきたことから、こう言い切ります。

「肥満体の方以外は、糖質制限ダイエットはおすすめできません。日本人女性の多くはBMI数値20から21ですから、それほど肥満ではない方がむやみに糖質を減らしたら、代謝がうまく回らず、痩せるどころかフラフラになってしまいます。糖質は、代謝に必要なエネルギー源。特に運動をする方なら糖質の摂取は必須です。だから私は、運動の前と後とに糖質をとることをおすすめしています。

大事なのは、糖質は量ではなくて質。ごはんをきちんと食べ、運動に合わせて果物、和菓子、ジュース、ゼリーなどを適量加えれば、太ることはありません。もちろん、食べすぎはダメですけどね。いちばん太りやすいのは、高い糖質で高脂質の食品。たとえばスナック菓子、揚げ物、カツ丼、天丼など。こうした脂質は、糖代謝を悪くするということも明らかになっています。通常どおりごはんを食べて糖質を取り、脂質を抑えることが、体重減少につながるのです」

糖質、たんぱく質、脂質の3大栄養素を上手に取る方法として、昔から言い伝えられている「まごわやさしい」に代表される食材(下の表を参照)。これらを、和食の味付けでいただくことが、無理なくヘルシーなダイエットへの近道といえそうです。

「ま」 「まめ」大豆類(マグネシウム、水溶性食物繊維)
「ご」 「ごま」種子類(マグネシウム、亜鉛、ビタミン)
「わ」 「わかめ」海藻類(マグネシウム、水溶性食物繊維)
「や」 「やさい」緑黄色野菜(ビタミン、フィトケミカル)
「さ」 「さかな」青魚(たんぱく質、オメガ3)
「し」 「しいたけ」きのこ類(食物繊維、カリウム)
「い」 「いも」イモ類(デンプン、ビタミンC、カリウム)

和食ばかり続けることは難しいし、外食も避けるわけにはいかない...。そんな方のために、こんなアドバイスもいただきました。

「ラーメンは醤油ラーメンを(ただし背脂ヌキ)」
「そば、うどんは、必ず卵とワカメをつける」
「パスタは和風にして脂質を抑える」
「カレーは(カレールーが高脂質なので)スープカレーやカレーうどんで」

出来合いの惣菜やコンビニ食でもいいけれど、裏面の脂質の量をチェックし、より低いほうを選ぶのが賢い選択。カロリーばかりに目を奪われないようにしたいものです。 森 拓郎さん
からだが変わると生き方が変わる!
講義のあとは、終了までの時間を使って参加者からの質問タイム。

「森さんのレシピ本では、砂糖を使っていませんが、代わりに何を使ったらいいのでしょうか」という、森さんの本の読者の方の質問からスタート。

「私がかつてつくったレシピ本では、砂糖を一切使わない料理を紹介しました。わかったのは、和食でも醤油やみりんの味付けだけでも、じゅうぶんおいしいし、素材をよく味わって、よく噛んで食べれば、満足感もあって、食べすぎを防ぐことにもつながるということです。もし何かで代用するとしたら、テンサイ糖やラカンカがあります。でも、あまりシビアに考えず、なんでも食べすぎないという程度に考えるといいと思いますよ」と森さん。

また、今回の講座では深く触れなかった「基礎代謝」についての質問も。「どうやったら基礎代謝量がわかるのでしょうか?」に対して、森さんのお答えは...。

「基礎代謝量は、市販の体組成計でも算出されますが、これはあくまでも目安。厳密には、専門機関で測定しないと、わかりません。食事との関係でいうと、食事を控えて摂取カロリーを落とすと、からだは省エネになって、基礎代謝も落ちてしまいます。冷えやすい、眠くなる、疲れる、などが基礎代謝が落ちたときの症状です。だから、痩せないと気にしている人は、エネルギー不足で基礎代謝が落ちていることも要因かもしれません」。単に摂取カロリーを落とせばいいということではないのが、ダイエットの難しいところ。健康に痩せるためには、やはり「食べること」が必要なのだと実感させられました。

参加者の質問にも、ひとつずつ丁寧に、じっくり答えてくださった森さん。そのためか、「本やツイートで知った内容が、さらに深く理解できました」「糖質と脂質に対する考え方が身についた」「しっかりごはんを食べようと思った」などの感想が寄せられました。 参加者の質問にも、ひとつずつ丁寧に、じっくり答えてくださった森さん 講座の冒頭で森さんは「食べ方が変わるとからだが変わる。からだが変わるということは生き方が変わるということ」と、宣言。その裏付けとなる知識と実践法を学んだ今回は、生き方が変わる第一歩。日常生活で実践した後の、からだと生き方の変化が楽しみです。

今後も、ワコールボディブックとオムロンRhythmでは、美とからだをテーマにしたコラボイベントを開催予定。きれいなからだはもちろん、よりよい生き方のために、今後も一緒に学んでいきましょう!

森拓郎 ボディワーカー。大手フィットネスクラブでの活動を経て、自身のスタジオ『rinato』にて、ボディメイクのための運動と食事の指導を行う。トレーニングだけでなく、栄養の知識を取り入れた指導法を書籍やSNSで発信。ダイエットに関心をもつ世代や、タレント、モデルから支持を集める。

撮影・文/ワコールボディブック編集部


からだ用語辞典

  1. 基礎代謝

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  2. 森 拓郎
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